「小生」はわたしが学生時代に好きで使っていた一人称の言葉。 

この言葉を使うと、わたしの友達はみんな、ちょっといらっとして、ムカつきながら喜んでくれるのです。わたしはこの感覚が大好きなのです。

もともと「小生(しょうせい)は自分を控えめに表現するための言葉であり、自分の立場を低く見せることで相手を立てる意図で使う言葉。特に目上の人やあまり親しくない人に対して使うことが多いです。しかしこの言葉を親しい間柄で使うとなんやらおもろく感じてくるわけです。なんやら無理やりへりくだって、一歩ひいている変なやつがいるぞってね。

相手のこころに対して”イラッと”いうほんのちょっとのストレス、「なんだこいつ?」となって、すぐに笑いがこみ上げてきてポジティブになれるような感覚。ホルミーシスの一種ともいえるかも。

あとあとで知ったのですが、小生という字は中国語で

  • 「小」: 小ささや未熟さを表す言葉で、謙遜の意味合いを持つ。自分を「小さい」存在として位置づけることで、相手への敬意を示す表現。
  • 「生」: ここでは「学生」や「若者」の意味が含まれており、特に学問や修行の道においては、まだ学んでいる途中の者、つまり学問的には未熟であることを示す。

といった意味になる。まあ1990年生まれなので若くもないわけですが、確かにわたしは学びの途中であり、まだまだ未熟ですのでぴったりだなあと。こんな未熟者がざっくばらんに世の中のものを探求していくということで「小生ラボ」です。

ちなみに書くときの一人称に小生は使いません。しょーせー、しょーせー言っていると内容がアタマに入ってこなくなりそうなので笑。

わたしの文章を見てくれた人が、ちょっとでも元気になってくれますように。